両国浅草エリアで篠笛体験|台湾人彼氏と30代カップル&お友達3名の75分コース
今回は、両国浅草エリアの音楽スタジオにて、台湾人の彼氏さんと日本人30代カップル、そしてお友達の合計3名で篠笛体験75分コースをご利用いただきました。
30代の女性がお友達と彼氏さんを誘って体験にお越しくださり、台湾から来日中の彼氏さんは「日本滞在中にどうしても日本文化を体験したい」とのことでご参加。皆さんで和気あいあいとした雰囲気の中、篠笛の世界に挑戦していただきました。
最近は物価高や職人不足の影響もあり、楽器自体の価格も上昇傾向にあります。さらにリコーダー式篠笛は在庫切れ、本式篠笛も最後の3本という状況。今回はその本式篠笛での体験となりました。
本式篠笛にチャレンジ!
本式篠笛は、リコーダー式篠笛よりも音を出すのが難しいため、楽器経験のない方にとっては少しハードルが高めです。皆さんも「本当に音が出せるかな?」と少し不安そうなご様子でした。
しかし、いざ挑戦してみると、彼氏さんはとてもきれいな音を響かせることに成功。呼吸もしっかりしていて、初挑戦とは思えないほど安定した音色でした。
お友達は少し苦戦気味。それでも、口の形や息の当て方を工夫しながら繰り返し練習し、ようやく音が鳴った瞬間には皆さんで大盛り上がりでした。
篠笛は、人によって口の形や唇の厚みの違いが音の出しやすさに大きく関わります。彼氏さんは上唇が大きめで篠笛向き、彼女さんはちょうど中間で姿勢も美しく、きれいに音が鳴っていました。お友達は下唇が大きめで少しコツが必要でしたが、工夫しながらしっかり音を出せるようになりました。
まずは篠笛選びから
篠笛体験は、まず篠笛選びからスタートします。
体験でご使用いただく篠笛は、その道25年の職人さんによる手作り。1本1本丁寧に仕上げられており、大きさや太さ、色合い、質感にもそれぞれ個性があります。

数本の中から、見た目や持った時の感触で「これがしっくりくる」と思える1本を選んでいただきます。自分に馴染む楽器を選ぶ時間も、体験の楽しみのひとつです。
音出しの基本と呼吸のコントロール
その道25年の職人さんの手作り篠笛とはいえ、最初はなかなか音が鳴らないものです。
ですが、皆さん呼気のコツをつかみながら、徐々にきれいな音を鳴らすことに成功。思わず「鳴った!」と感動の声が上がりました。
そして次は、指1本で押さえるフレーズへ。たった1本の指でも、的確に穴を押さえ、呼吸を整え、音を出すのは意外と難しいものです。
篠笛は、指先を使うことに加えて、呼吸を意識してコントロールする楽器。美容や健康の面でもとても魅力的です。普段なかなか意識しない「呼吸」に集中し、息を歌口へしっかり集めることが大切です。息が漏れてしまうと、きれいな音は鳴ってくれません。
- 指の角度
- 呼気のコツ
- 姿勢
- 口の当て方
こうしたポイントを確認しながら、音出しの基本と指使いを学んでいきました。
技の練習|打ち指にも挑戦
続いて、篠笛の基礎技のひとつである打ち指にも挑戦。
ピンポイントで穴を打って音を響かせる技で、篠笛ではとても基本的な技ですが、実際にやってみると地味に難しいのです。離す打ち指と押さえる打ち指の両方を練習し、少しずつ感覚を身につけていきました。
呂音から甲音へ
呂音に慣れてきたところで、次は甲音にもチャレンジします。

熱いものを冷ますように「フ~~~」と吹くと呂音、蝋燭を消すように「フッ」と勢いよく吹くと甲音。呼吸をしっかり集中させないと、なかなかきれいに鳴ってくれません。
さらに使う指の本数が増えてくると、穴を押さえる難しさも一気に上がります。皆さん少し困惑しながらも、真剣に練習を重ねていらっしゃいました。
課題曲に挑戦|タコタコ上がれ・祭り囃子・さくらさくら
まずは♪タコタコ上がれをクリア。
その後は♪祭り囃子へ。甲音と呂音が入り混じり、指使いも複雑になります。甲音は比較的スムーズでも、呂音の呼気コントロールが難しく、皆さん何度も練習しながら少しずつ形にしていきました。

そして最後は課題曲の「さくらさくら」に挑戦。半音階も含まれるため、穴の加減が難しく、何度も繰り返し練習しながら、歯切れの良い音と滑らかな音の使い分け、口の角度、下唇と上唇のバランス、運指や音番号まで細かく確認していきました。
最終的には「さくらさくら」を一通り完奏。今回は本式篠笛での体験だったため、かなり難しかったと思いますが、皆さん最後まで本当によく頑張ってくださいました。
体験後のご感想
体験後には、
ここからは体験で使用した篠笛を持ち帰れるので、練習して曲を吹けるように頑張ります!!
と笑顔でお話しくださいました。
篠笛体験で使用した篠笛は、そのままお持ち帰りいただけます。コンパクトなので、A4サイズのカバンにもすっぽり入り、持ち運びもラクラク。ご自宅でも気軽に練習を続けていただけます。
台湾からの彼氏さん、日本人の彼女さん、お友達のお三方、それぞれに個性があり、音の出方や上達の仕方も違ってとても印象的なレッスンでした。皆さまの篠笛ライフがこれからますます充実することを願っております。
このたびは貴重なお時間をありがとうございました。
感想
台湾からの彼氏さんを中心に、日本文化を体験したいという想いが伝わってくる、とてもあたたかい篠笛体験となりました。本式篠笛という難しい楽器に挑戦しながらも、皆さんで励まし合い、音が鳴るたびに喜び合う姿が印象的でした。仲の良いカップルとお友達ならではの明るい雰囲気がスタジオいっぱいに広がり、こちらもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

